「らしさ」に目をむけた理由
フォーカルノートが「らしさ」に焦点を置く理由は、これまでの映像制作やコンテンツ制作を通じて見てきたメッセージの強さが「らしさ」によって決まるからです。
メッセージが強いということは、それだけ影響力があり、コンテンツの効果が見えやすいということ。すなわち、「らしさ」のアンロックは、課題へのアプローチとしても効果的であること。
キャリアコンサルティングの理論や手法からも、この「らしさ」をアンロックするというアプローチは効果的であることを確信しました。
映像制作におけるインタビューから
もっとわかりやすいケースとしては、採用プロモーションでコンテンツとして扱う社員のインタビューです。
仕事内容ややりがいを通して見えてくる、仕事(事業)の意義、その会社のスタンス(理念)をより強く理解していたり、共感している話者こそ、説得力をもった言葉を使い、コンテンツそのもののメッセージ性や目的を裏付ける要素として成立していることに気がつきました。
すなわち、そういう社員こそ、仕事で困ったり迷ったりしたときに、軸となる会社の「らしさ」に立ち返ることで、自分のやるべきことを再認識できるのです。
えてしてそういった方こそ、課題解決にむけて組織をリードしていくのではないか、と考えました。
より本質的なメッセージ発信を追求
もちろん、「らしさ」のアンロックは、あくまでもフォーカルノートが提供できる視点であり、アプローチの一つです。人や企業が抱える課題のすべてにコミットできるものではありませんが、今よりもちょっとごきげんな未来を描く、という点においては取り掛かりやすく、人や企業の魅力発信には親和性が高いと感じています。
そもそも、映像や他のコンテンツ制作の効果はなかなか数値化が難しく、自信をもってこれだ、という根拠を提示できないのがジレンマでした。しかし、このアプローチのよさは、自分や組織の現在地を改めて知ること(自己理解)を促し、次のステップへ向かうための自信(自己肯定感、自己効力感)を高めるよう促すことで、ごきげんな未来を想像し、そこに向けてアクションを促します。
映像やコンテンツ制作の過程そのものが、課題解決へのアプローチの一手となることで、メッセージ発信に加えて、課題解決への糸口となるような気づきを生むことが、「らしさ」のアンロックの目的です。
「らしさ」アンロックは特別なことをしない
特長の一つは、なんら特殊なことはしないこと。その人や企業がもつ魅力を見つけるためのアプローチであり、基本的にはヒアリング中心です。考えていること、感じていること、歩んできた道を聞いたり振り返ったりすることで「らしさ」を見つけていきます。(外すこともあるでしょう)
もう一つ大事な特長は、行動の主体はご相談者自身であること。フォーカルノートは、映像制作やキャリアコンサルティングを通して、「らしさ」アンロックや発信のお手伝いをすることです。
だからこそ、メッセージは実体化し、人を動かす力を宿すことができると考えています。
一緒に「らしさ」をアンロックし、つたえたい想いを表現しませんか